
こんにちは! オンライン話し方教室【ボイスプロデュース】代表講師の福永智樹です。
あなたの周りに、仕事ができる人はいますか?もしいるとしたら、仕事ができない人とどのような違いがあると思いますか?
仕事ができる人は全て天才なわけではありません。ほとんどの場合、仕事ができない人とは考え方や習慣が違うだけであり、特別なことではありません。
今回は、仕事ができる人の特徴を解説しながら、すぐに実践してほしいことまで、しっかりとお伝えしていきます。
目次
仕事ができる人の特徴10
まずは仕事ができる人の特徴を確認していきましょう。もしかしたら、今のあなたにも共通しているポイントがあるかもしれません。
①レスポンスが早い
仕事ができる人はレスポンス(返信)がとても早いです。時間の大切さをよく分かっているので、必要以上に相手を待たせることは絶対にしません。
例として、簡単なメールのやりとりで考えてみましょう。あなたがメールを送ったとして、下記の誰が仕事ができる人に感じますか?
A:1時間以内に返信がある人、B:当日中には返信がある人、C:翌日以降に返信がある人
やはりAの人のことを、仕事ができる人と感じるのではないでしょうか?
仕事ができない人ほど、相手のことを考えず、自分のペースで仕事を進めてしまいます。その結果、レスポンスも遅く、結果的には仕事ができる人よりも、何倍も時間がかかってしまいます。
②時間・約束を守る
いくら質の高い仕事をしたとしても、約束した時間に遅刻したり、仕事の期日を守らないと、話になりません。
仕事ができる人は他者へのリスペクトをしっかり持っているので、時間や約束を必ず守ります。
③優先順位が明確になっている
仕事をやり遂げるために、何をすれば良いか、何から始めれば良いか、しっかりと優先順位を明確にすることが大切です。仕事ができない人は優先順位を立てずに仕事を進めてしまい、効率が悪くなってしまいます。
これについては、料理のことをイメージすると分かりやすいと思います。材料を揃えるだけではなく、正しい工程を経ていかなければ、美味しい料理を作ることはできませんよね?仕事にも同じことが言えます。
仕事ができる人は、段取り良く仕事を進めることで、スピードや質をできるだけ上げていくことができます。
④整理整頓ができ、机の上がきれい
仕事ができる人は素早い判断ができるように、常に思考を整理することができています。これは頭の中だけではありません。仕事ができる人の机は、頭の中と同様、常に整理整頓されています。
また、机だけでなく、パソコンのデスクトップやスマホのホーム画面についても同じことが言えます。
⑤様々な視点から物事を捉えることができる
仕事ができない人は物事を自分目線でしか捉えることができず、自分勝手に仕事を進めてしまいます。結果的に仕事が上手くいかなかったり、周りに迷惑をかけてしまいます。
しかし、仕事ができる人は、自分目線だけではなく、様々な視点から物事を捉えることができます。例えば、何かものを見るときにも、正面から見るか、横から見るか、上から見るかによって、全く違う見え方がありますよね?
相手の立場になったらどう考えるか、周りの人はどのように見ているかなど、様々な視点から物事を捉えて考えることで、広い視野を持って仕事をすることができます。
⑥周りを巻き込むことが上手
仕事ができる人は、自分が得意なことと、苦手なことをよく理解しています。自分でやった方が良いか、誰か他の人に頼んだ方が良いか、しっかりと判断することができます。
そして自分だけで仕事をやるのではなく、周りの人を上手く巻き込んでいくことで、仕事がよりスムーズに進むことを知っています。
⑦人によって態度を変えない
仕事ができない人は上司にはペコペコし、部下にはきつくあたってしまう場合があります。もちろん、それぞれの関係性によって、多少の言葉遣いなどの違いはあるでしょう。
しかし、他者へのリスペクトをしっかり持っている、仕事ができる人は、相手によって態度を必要以上に変えることはありません。どのような人に対しても、思いやりを持って接することができます。
⑧魅力的な話し方をしている
仕事ができる人はコミュニケーションの大切さを深く理解できています。そして、どのような話し方をすれば相手に上手く伝わるか、分かりやすいかなどを考えています。
声の大きさ、滑舌、話すスピードなど基礎的な話す技術だけでなく、話す順番や言葉のチョイスに到るまで、意識を向けています。
しかし、自分自身の話し方については上手く分析するのは難しいのではないでしょうか?オススメの方法は、スマホで自分の話し声を聞いて確認することです。これまで気づかなかった話し方の癖なども発見できるので、是非やってみてください。
録音した自分の声が気持ち悪い【本当の声を好きになる方法】
アナウンサーの話し方・美声になる方法を教えます!【保存版】
⑨本をたくさん読む
仕事で結果を出すためには、自己成長し続けていかなければなりませんので、仕事ができる人は常に自己成長したいと思っているはずです。
自己成長するための一番身近で、取り組みやすい方法は「読書」です。しかもビジネス本や自己啓発の本だけでなく、小説や歴史など、異なるジャンルや著者の本を読むことが大切です。
そうすることで、知識の幅を広げるだけでなく、語彙力をつけることにも繋がります。同じジャンルや著者の本だけですと、使われている言葉の種類や表現が限られてくるからです。
⑩プライベートも充実している
最後に、仕事以外の所にも目を向けてみましょう。仕事ができる人はオンとオフをしっかり切り替えることができます。
そして、だらだらと必要以上に長い時間働き続けるのではなく、プライベートな時間も大切にしている傾向があります。
なぜなら、プライベートが充実していなければ、良い精神状態を保つことは難しく、仕事のパフォーマンスにも影響することを知っているからです。
仕事ができる人になるには
仕事ができる人になるには、いくつかの条件や方法ががあります。
自分を客観的に評価する
先述した「仕事ができる人の特徴」に自分自身を当てはめて、自分ができていることと、できていないことを整理してみましょう。
そして、闇雲に頑張るのではなく、できていないことに優先順位をつけ、一つ一つの課題を着実にクリアしていきましょう。
仕事ができる人の真似をする
あなたの周りの人の中から、あなたの課題をクリアしている人をピックアップしてみましょう。あなたの課題を全てクリアしている人がいるとは限りませんので、「Aさんはレスポンスが早い」「Bさんは時間・約束を守る」など、課題によって参考にする人を分けてもOKです。
そして、「Aさんは仕事のレスポンスがともて早いと思うのですが、どのような事を意識してらっしゃるんですか?」など、お手本になるような仕事ができる人にどんどん質問してみましょう。
できない事ができるようになるには、できる人から教えてもらい、それを実践する。これが一番です。勉強やスポーツと同じですね。
教えてもらった事をどんどん真似して実践していきましょう。
まとめ
〜仕事ができる人の特徴10〜
①レスポンスが早い
②時間・約束を守る
③優先順位が明確になっている
④整理整頓ができ、机の上がきれい
⑤様々な視点から物事を捉えることができる
⑥周りを巻き込むことが上手
⑦人によって態度を変えない
⑧魅力的な話し方をしている
⑨本をたくさん読む
⑩プライベートも充実している
いかがでしたでしょうか?
仕事ができる人には様々な特徴がありますね。
おそらく、あなたにも共通しているポイントもあったはずです。それをどんどん活かし、自分自身の強みにすることで、より自信を持って仕事に臨めると思います。
あなたの今後のビジネスライフが素晴らしいものになることを、心より祈っています。
最新記事 by ボイスプロデューサー 福永智樹 (全て見る)
- 【最終回】自信のある話し方〜後編〜 - 2020年10月21日
- 【Vol.41】自信のある話し方〜前編〜 - 2020年10月21日
- 【Vol.40】話術を鍛えるコツ〜後編〜 - 2020年10月21日