話し方教室の評判
◎このような人におすすめの記事です!
  • 話し方を改善したいと考えている
  • 話し方教室の選び方が分からない
  • 自分に合う話し方教室を探したい

オンライン話し方教室【ボイスプロデュース】代表講師の福永智樹です。

声が小さい、滑舌が悪い、人前で話すことが苦手など、声や話し方を改善したいという目的で話し方教室に通う人が近年増えてきています。

一昔前までは、アナウンサー・ナレーター・役者・声優など、プロ志望の人が通うイメージが強い傾向でしたが、随分一般的なものになったのではないでしょうか。

しかし、どんな人たちが実際に通っているか、どのような話し方教室を選んだらいいのか、自分の目的や目標に合うのか、本当に効果があるのかなど、疑問点も多いはず。

そこで今回は、話し方教室の評判をいくつかのジャンルに分けて解説します。

あなたが話し方教室の受講に悩んでいる場合は、是非参考にしてみてください。

◎話し方教室選びに失敗しないコツ
  1. ホームページの質を確かめる
  2. 電話してスタッフの話し方を聞いてみる
  3. 体験レッスンを受講して講師の話し方を確認する

話し方教室にはどんな人が通っているの?

和やかな会議の風景

話し方教室には年齢・性別・職業に関わらず、様々な人が通っています。

たとえば私のオンライン話し方教室【ボイスプロデュース】では、営業、セミナー講師、弁護士、税理士、社労士、行政書士、経営者、コンサルタント、市議会委員、医師、歯科医師、看護師、通訳、言語聴覚士、会社受付、電話対応、事務、システムエンジニア、スポーツインストラクター、アナウンサー、ナレーターなど、様々な職業の方が受講されています。

仕事の時に良い声で話したい

話し方教室に通う人はプライベートの話し方というより、仕事に活用したいと考えている人ばかりです。

「プレゼン・スピーチを成功させたい」「営業や接客の話し方をもっと良くしたい」「人前で自信を持って堂々と話せるようになりたい」など、具体的な場面を想定している傾向があります。

※大学生は面接対策など

また、具体的な場面はなくても、仕事をやる上でもっと声・滑舌・印象を良くしたいという人も大勢います。

中には、上司や同僚から聞き返されることが多かったり、滑舌の悪さを指摘されたりする人もいます。

さらには、「もっと元気よく挨拶しなさい」など、社会人としてのマナーについて指摘される人も。

できている人からすると想像できないかもしれませんが、大きな声で挨拶をすることが技術的にできない人は大勢います。

やる気の問題ではどうにもならない人も、たくさんいるんですね。

話し方教室をジャンル別にしてみました

電球と黒板

それでは、話し方教室に通いたくてもどんな基準で選べばいいのでしょうか?

ここからは話し方教室をいくつかのジャンルに分けてご紹介します。

自分自身の目的や目標に合いそうなものを見つけていきましょう。

ボーカルスクールと併設している話し方教室

近年増えてきているのがこのタイプの話し方教室です。

もともとはボーカル(歌)を教えていた教室が、新たに話し方コースを設けている状態です。

メリット

①発声を教えるのが上手

普段の話し方よりもボーカルの方が声量・音域・音色など、総合的な発声のスキルが必要になります。

とくかく大きな声になりたかったり、声の通りを改善したいなど、発声そのものを改善したい人にはとても良いトレーニングがつまっています。

②講師がフレンドリー

普段はボーカルを教えているということで、とてもフレンドリーな講師が多いのが特徴です。

スーツでびしっときめているような堅苦しい雰囲気が苦手な人には、気楽にレッスンを受講できるかもしれませんね。

デメリット

①発声以外には弱い

滑舌やプレゼンなど、話し方そのものに関しては、経験不足の講師が多い傾向があります。

また、ボーカルスクールでは比較的若い世代の生徒さんを教えていることが多いので、自分自身がビジネスに合う話し方が上手くできていない講師もいます。

②なぜか歌わされる

稀ではありますが、話し方コースの体験レッスンを受けたにも関わらず、「歌うことで発声を鍛えることができるので、最初は歌からやるといいですよ〜」など、なぜかボーカルコースを勧められることがあります。

おそらく話し方コースを設けて間もない教室、もしくは話し方を教える自信がないのでしょう。

アナウンサーが教える話し方教室

アナウンサー(もしくは元アナウンサー)が教えるタイプの教室です。

理想的な話し方として、アナウンサーを連想する人にはとてもいい選択ではないでしょうか。

メリット

①綺麗な話し方がお手本になる

講師の話し方自体がとてもきれいなので、良いお手本になることが多いです。

②マナーも教えている所が多い

話し方だけでなく、マナーも教えていることが多いので、自分の印象そのものをアップさせることができます。

デメリット

①滑舌は良いが「発声」が弱い

アナウンサーはマイクで音を拾うため、声量がない人が多いです。

現在私のレッスンを受講しているアナウンサーやアナウンサー志望の生徒さんは、発声練習を主な目的としているほどです。

これまでは滑舌や原稿を読むトレーニングが中心で、本格的なボイストレーニングを受けたことがない人が多いのが実情です。

「声量アップ」や「声の通り」など、声そのものを鍛えたい人には向いていないかもしれません。

②アナウンサー訛りの話し方になってしまう

アナウンサーのような話し方になりたい人は構いませんが、アナウンサーのような話し方でプレゼンをしたり、普段の仕事で話してしまうと違和感があるはずです。

アナウンサーの話し方は情報を正確に届けることにフォーカスしてますので、声の種類や抑揚に限りがあります。

そのなることで、聞き手からすると固さを感じたり、親近感を持てなかったりします。

プレゼンやスピーチに特化した話し方教室

発声や滑舌のトレーニングよりもプレゼンやスピーチなど、「実践」に重きをおいたトレーニングをするタイプです。

メリット

①実践的な練習ができる

個人レッスンよりもグループレッスンのスタイルが多く、それぞれ発表の時間などもあります。

一人の練習では上手く話せても、人前では上手く話せない人は実践的な練習を積むことが可能なので、スキルアップにつながります。

本番に向けて、どんどん実践的な練習を積みたい人にはオススメです。

②話す内容や構成も学べる

プレゼンやスピーチでどんな言葉を使い、どのように構成するかなども学べます。

また、プレゼンの原稿のチェックなどもやってくれるかもしてません。

デメリット

①基礎的な発声・滑舌のトレーニングが少ない(もしくは無い)

実践的な練習ももちろん大切ですが、発声や滑舌に関しては理論的に正しいトレーニングを積まなければ、根本的な改善にはなりません。

②個人レッスンが少ない(もしくは無い)

グループレッスンが主体だと、どうしても自分自身の課題克服にはつながらないということもあります。

コミュニケーション能力をあげるための話し方教室

発声や滑舌のトレーニングではなく、コミュニケーションについて学ぶ教室です。

また、心理学などをもとにした授業内容が豊富なのが特徴です。

メリット

①人間関係で悩まなくなる

良い人間関係をつくるためのコツや考え方などを学べます。

学校の授業のように知識を得るだけでなく、ペアやグループでトレーニングしたりもします。

声や話し方を改善したいというよりも、コミュニケーション能力を上げたい人には向いています。

②人とうまく話せるようになる

心理学を用いた内容なので、人と話すことが苦手な人は人と話すことが楽になるはずです。

頑張れば感覚的にも論理的にも理解できるようになります。

デメリット

①発声や滑舌は良くならない

あくまでもコミュニケーションに重きを置いているので、発声や滑舌などのトレーニングはほとんどないでしょう。

②個人レッスンではなく、グループレッスン

ほとんどがグループレッスンやセミナーなどになります。

そのため、本来の自分の課題に直結したトレーニングにはならない可能性があります。

話し方教室選びに失敗しないコツ

ファイルを持った女性

話し方教室に入会するにはやはり費用がかかります。

家に近い・レッスン料金が安いなどの理由だけで選んでしまうと、効果を感じれないまま終わってしまう人もいるかもしれません。

せっかくお金をかけるのであれば、教室選びは慎重に行いましょう。

話し方教室選びに失敗しないためのコツを紹介します。

ホームページで質を確かめる

ホームページには教室の特徴などが明記されています。

まずは自分の目的や目標に合致しているかどうか、しっかり判断しましょう。

また、ホームページの作りにも着目しましょう。

デザインが古くさかったり、更新があまりされてなかったり、スマホで見た時に見にくかったりする教室はあまりオススメできません。

もしもレッスン風景などの動画があれば、講師の話し方をチェックしましょう。

電話してスタッフの話し方を聞いてみる

電話番号が載っていたら、いろいろ疑問点を聞いてみましょう。

そして、その時に対応してくれたスタッフの声や話し方をチェックしましょう。

講師が出るかもしれませんが、たとえ受付担当スタッフであったとしても、話し方教室の受付の話し方に魅了がなければ話になりません。

質の高い話し方教室では電話対応にかなりこだわってます。

もしも自社のスタッフの声を良くできなければ、生徒さんの声を良くすることもできないはずです。

体験レッスンを受講して講師の話し方を確認する

ほとんどの話し方教室では体験レッスンがありますので、必ず受講しましょう。

体験レッスンで担当した講師がそのまま実際のレッスンも担当するかもしれませんので、講師の声や話し方をしっかりチェックしましょう。

声の大きさ、滑舌の良さ、印象の良さなど。

なかなか判断がつかなければ、「この先生のような話し方になりたい」と思えるかどうかを基準にしましょう。

まとめ

今回紹介したように、話し方教室には様々なタイプがあります。

やみくもに選ばず、自分に合うかどうか、しっかり判断することが大切です。

声や話し方が変わるだけで、仕事でもプライベートでも良い変化があるはずです。

どの話し方教室を選ぶにしろ、一度本気でトレーニングをしてみることをお勧めします。

最後になりましたが、一つだけ宣伝させて頂きます。

話し方教室は東京など都市部に集中していることが多いため、地域によっては通いたくても通えない人もいるはずです。

私が代表講師をしているボイスプロデュースでは、全てのレッスンをオンライン(ZOOM)でご提供しておりますので、全国どこからでも自宅で気軽に受講できます。

興味がある方はこちらをご覧ください。

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2014年にオンライン専門の話し方教室を設立。ボイストレーナーとして、10年以上のキャリアを持つ。